リフォーマー　バックラインストレッチのやり方

愛媛県松山市でマシンピラティススタジオシルエットを運営している伊村です。

今回はスーパーフィシャルバックラインの柔軟性の獲得と背骨と股関節の分離運動を行う、リフォーマーバックラインストレッチのやり方をご案内いたします。

リフォーマーを使った体幹と下肢のエクササイズになります。

目次

1. 目的
2. スタートポジション
3. スプリング
4. スタートポジション
5. 動作
6. 注意
7. 修正
8. バリエーション
9. まとめ

目的

・ＳＦＢＬ（スーパーフィシャルバックライン）の柔軟性の獲得

・股関節の可動域の向上や股関節屈曲、伸展の制御

・背骨の分節的なコントロール

・股関節と背骨の分離運動

・腹斜筋の強化、肋骨内旋

スタートポジション

・仰臥位

・足底にロングループを掛け、足底をピラティスVに構え正面に向ける

・股関節を約30～45度に保持し、体幹をニュートラルに構える（屈曲しすぎない）

・ジャックナイフのポーズで静止する

スプリング

・スプリングはStrongまたLight×1本を追加し、コントロールできる重さに設定

・スプリングが軽いとジャックナイフポーズの保持が難しくなり不安定性が高くなります

スタートポジション

・ジャックナイフポーズを取る

・エロンゲーションをキープし、ネックスタンドにならないように脊柱の屈曲を行う

動作

・股関節の屈曲動作により片脚または両脚の曲げ伸ばしを行う

・動作中にお尻の位置が下がらないように行う

注意

・ジャックナイフポーズ時にneckスタンドで立たない

・ジャックナイフポーズ時にエロンゲーションを行い、背骨を屈曲したまま長く伸ばす

・臀部の位置が上下しない

・肩がすくんだりチンイン、チンアップしない

修正

・ジャックナイフを行わずに仰臥位で片脚のストレッチを行う

バリエーション

・両脚で行い、レッグサークルズの動きで戻す

・スプリングを軽くする

まとめ

全身の背面筋群の柔軟性と体幹制御が行えるこちらのエクササイズは緊張して交感神経が優位な現代人におすすめのエクササイズです。

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